Latte_mania

日々の出来事、キャバリアの男の子のことを気ままに綴ります。

父の命日

10月1日は父の命日でした。

4年目、75歳の誕生日を2週間後に控えたこの日に、

亡くなりました。

漠然と長生きすると思っていたのに、

亡くなる数ヶ月前から見る見る調子が悪くなり、

最後に会った時はガリガリに痩せてました。

 

数年前に胃がんが見つかり、場所が悪く全摘したのですが、

その後は大好きなお酒も飲み、

食欲もあってこのまま大丈夫だと思っていたのですが、

念の為・・・ということで抗がん剤治療を始めたところ、

体調が悪くなり、皮膚もボロボロ。

結婚して少し離れた所に住んでいた私が、

実家に行くと「こんな辛い思いしてまで、

長生きしたくない」と昔から楽天家だった父から

信じられない弱気な発言があり、

一旦抗がん剤治療をやめることにしました。

 

その後体力も少し戻り、家業にも復帰したのですが、

数年後に肺に見つかり・・・。

しばらくして余命宣告されても、

本人には伝えず、気付かれないよう

過剰に会いに行くことも遠慮しつつ、

父と家で会った1ヶ月後には

緩和ケア専門の病院に入院し、

急激に悪くなった父を見て、絶句しました。

太ももも腕より細くなり、骨と皮だけ。

水もろくに飲むこともできない状態でした。

あの時の光景は忘れることができません。

入院して、ちょうど1週間後に家族全員

病院で泊まり込んだ明け方、亡くなりました。

多分、本人は死んでしまうなんて、

これっぽっちも思っていなかったんじゃないかな〜。

最期の2日間ほどはずっと寝ているような状態でした。

 

それから4年たち、今年は上の息子の運転で、

実家にお供えとお墓参りに行ってきました。

 

同じ日に近所のお友達の旦那さんの四十九日があり、

家族ぐるみでお世話になっていて、

何を送ろうかと悩んで、華やかに寂しくないように

お花を贈ることにしました。

 

 

白と紫を基調に・・・とオーダーした所、

めちゃくちゃ綺麗にアレンジしてくださり・・・。

旦那さんの愛車がワインレッドだったこともあり、

イメージぴったりのお花でした。

友達もすごく喜んでくれました。

 

父や友達の旦那さんのこともあり、

この時期はなんだか考えてしまいます。。。

いずれ自分も訪れるであろう最期ですが、

その後ってどうなるんだろう、

本当にいなくなってしまうんだろうか。。。

なんて、不思議な気持ちになります。

 

まだ実感できていない・・・ってことなのかな。。。